歯科医院の現状|増加するM&Aの動向についても解説

著者
M&Aベストパートナーズ MABPマガジン編集部

「コンビニよりも多い」ともいわれる歯科医院の世界は、さまざまな課題の影響でかつてない転換期を迎え、生き残り戦略としてM&Aが注目を集めています。

そこで本記事では、歯科医院の現状と課題、そしてM&Aの動向について詳しく解説します。

これからの時代に選ばれる歯科医院であり続けるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

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歯科医院の現状と課題

はじめに、歯科医院の現状と課題を解説します。

診療所の多さ

歯科医院は、勤務医の雇用枠が少ない、定年がないといった背景から開業医が多いです。

厚生労働省の調査によると、歯科診療所の件数は66,843施設(2024年2月)となっており、コンビニエンスストアの55,657店舗を大きく上回っています。

参考:厚生労働省医療施設動態調査(令和6年2月末概数)
参考:一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会JFAコンビニエンスストア統計調査月報

自由診療に注力する歯科医院が増加

口腔衛生意識の向上や歯科医院の多さなどにより、近年では保険診療だけでは収益確保が難しい状況となっています。

そのため、虫歯予防やホワイトニング、インプラント、歯科矯正など自由診療を強化して収益向上を目指す歯科医院が増加しており、高額になりやすいためデンタルローンの取り扱い件数も増えています。

人口減少に伴う患者数減少が課題

少子高齢化を背景に人口は減少を続けており、日本歯科医師会によると、歯科診療所患者数が2045年で10.8%、2065年には25.2%減少すると予測されています。

そのため、減少し続ける患者数をいかにして確保するかが、生き残りの鍵となっています。

参考:日本歯科医師会2040年を見据えた歯科ビジョン―令和における歯科医療の姿―

歯科医院のM&A動向

近年の歯科医院業界では、以下の2つを目的としたM&Aが増加傾向です。

  • 第三者への事業承継
  • 開業コストを抑えるため

第三者への事業承継(M&A)が増加

帝国データバンクの調査によると、2024年の歯科医院廃業件数は27件と過去最高を記録しています。

なかには、後継者不在によって廃業を選択するケースもあり、後継者問題を解決する目的でM&Aが活発に行われています。

開業コストを抑えるためのM&Aが増加

通常、新規開業や医院を増やして事業エリアを拡大する場合、設備・スタッフを一から用意し、患者も集めなければなりません。

しかし、M&Aを実行することで、対象となる歯科医院の既存設備・スタッフ・患者を取り込むことが可能です。

特に近年では、廃業した歯科医院の居抜き物件を求めるケースも増加しています。

歯科医院がM&Aを行うための事前準備と成功させるポイント

歯科医院がM&Aを行うためには、入念な事前準備と成功させるための本とを抑えておくことが重要です。

余裕のあるスケジュール設定

M&Aの検討から始まり、完了するまでには多くの時間を必要とします。

また、納得のできる相手を見つけることも難しく、見つかった後の各プロセスも時間が必要で、通常業務をしながら行うことは負担が大きいです。

そのため、スケジュールにはある程度余裕を持たせ、焦って納得のいかない状態で契約を締結しないようにしましょう。

企業価値評価の下準備

売り手となる側の場合、できるだけ高く買い取ってもらいたいのは当然のことです。

できるだけ高い評価を得るためには、医院の特徴や強み、将来性などを整理してアピールできる材料(資料)をしっかり準備することが大切です。

また、運営状況がすぐわかるよう、以下のような情報も準備しておくとよいでしょう。

  • 過去3〜5年程度の決算書・申告書
  • 患者数・年齢層などの詳細なデータ
  • スタッフの雇用形態(勤続年数、給与体系など)
  • 設備のリストやローン・リースの契約状況
  • 不動産の賃貸借契約書 など

M&Aの専門家へ相談する

M&Aの各プロセスをスムーズに進め、成功へと導くためにはM&Aの専門家によるサポートは不可欠です。

M&Aの検討を始めたら、できるだけ早いタイミングでM&A仲介会社などへ相談し、M&Aが完了するまでのサポートを依頼しましょう。

歯科医院がM&Aをする流れ

歯科医院のM&Aは、以下の流れで進めることが一般的です。

M&A 流れ

以下の記事でも、M&Aの流れについて解説しておりますので、あわせてお読みください。

M&Aの専門家を選ぶ際のポイント

M&Aを行う場合、M&Aの専門家によるサポートを欠かすことはできませんが、選ぶ際は歯科医院の成功実績がある会社を選ぶようにしましょう。

また、会社によってはサポートを依頼したタイミングで着手金が発生するケースもあるため、必ずHPなどでかかる費用などを確認するようにしましょう。

私たちM&Aベストパートナーズは、M&Aのプロフェッショナル集団として豊富な実績がございます。

また、着手金はゼロとさせていただいており、基本合意の締結まで手数料は発生いたしません。

M&Aを検討している歯科医院経営者の方は、ぜひM&Aベストパートナーズまでお気軽にご相談ください。

まとめ

「コンビニよりも多い」といわれる歯科医院は多くの課題を抱えており、廃業となるケースも少なくありません。

そこで課題を解決し、廃業を回避するために近年ではM&Aが活発に行われています。

しかし、M&Aのプロセスは複雑で、特に歯科医院のような医療機関のM&Aを成功させるためにはM&A仲介会社によるサポートが必要不可欠です。

私たちM&Aベストパートナーズは、これまで数多くのM&Aを成功に導いてきた豊富な実績がございます。

また、医療業界に特化した専任アドバイザーが在籍しており、M&Aの成功まで伴走型サポートをさせていただきます。

大きな転換期を迎えている歯科医院の業界を、M&Aによって生き残りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にM&Aベストパートナーズまでご相談ください。

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MABPマガジン編集部

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