物流業界において、荷主になりかわって企画・設計・管理・実行などの物流業務全般を引き受ける3PL(サードパーティロジスティクス)。
物流最適化やシステム構築まで一貫して請け負う3PL業界では、近年M&Aが活発に行われています。
そこで本記事では、3PLの市場規模やM&Aが活発化している背景を詳しく解説します。
あわせて、3PL業界におけるM&Aを成功させるポイントも解説するので、変革期を迎えている物流業界での生き残り戦略を探している方はぜひ参考にしてください。
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目次
3PL業界の市場規模
3PL業界の市場規模は伸び続けており、2009年〜2023年の15年間の間で3倍以上にまで拡大しました。
また、引き続き成長することが予測されており、市場調査・コンサルティングなどを行うMordor Intelligence社によると、2029年には約9.2兆円にまで拡大すると予測されています。
参考:Mordor Intelligence|日本のPL市場規模・シェア分析-成長動向と予測(2024年~2029年)
3PL業界においてM&Aが活発化している背景
「物流クライシス」という言葉があるほどの変革期を迎えている物流業界では、3PL事業関連のM&Aが活発に行われています。
なぜM&Aが活発化しているのか、その背景を解説します。
市場への新規参入
3PL事業は、ただ運送や倉庫業務を請け負うのではなく、物流最適化の提案から始まり、物流システムの構築までの一連の業務を一貫して請け負い、企業の物流コスト削減や業務の効率化などを支援する事業です。
そのため、例えば物流事業のみを行っている企業が3PL市場へ新たに参入する場合、提案力やシステム構築など不足するサービスが多いとスムーズな参入を果たすことができません。
そこで不足するサービスに強みのある企業をM&Aによって買収して補い、新たに3PL市場へ参入するケースが増加しています。
また、システム開発企業や物流コンサルティング企業が3PL市場へ参入するために物流会社を買収するケースもあります。
物流事業の内製化
これまで3PL事業を外部委託していた企業(主に荷主)が、物流関連業務全てを内製化するためにM&Aを行うケースも増加しています。
付属する労働人口の囲い込み
近年では、労働人口不足が大きな社会問題となっており、物流関連事業でも深刻な課題となっています。
また、新たな人材を雇用する場合は教育が完了するまでに時間もかかり、業務に支障をきたすケースもあります。
そこですでに3PL事業、もしくは付随する事業を行う企業を買収、従業員も引き継いで即戦力を確保するM&Aが増加傾向です。
後継者問題の解消
後継者問題も多くの業種で問題となっており、後継者が見つからないために廃業を検討する経営者が増加しています。
そこで、M&Aによって第三者へと事業を承継し、会社を存続させるケースが増えています。
国としても後継者問題は重要視しており、補助金を出すなど事業承継のためにM&Aを推進する動きもしています。
3PL業界においてM&Aを成功させるためのポイント
M&Aが活発化している3PL業界ですが、成功させるためのポイントを把握しておかなければ失敗し、場合によっては経営に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。
M&Aを成功させるために事前に知っておいていただきたいポイントをご紹介します。
M&Aによってどの目的を達成するのかを明確にする
M&Aの検討を始めるにあたり、どのようなシナジー効果を創出したいのかなど、まずはしっかりとM&Aを行う目的を明確にしておきましょう。
この目的が曖昧なままM&Aのプロセスを進めてしまうと、交渉相手が見つからなかったり、仮に交渉の場につけても納得のできる交渉ができずいつまでもM&Aが完了しないといったリスクを伴います。
同じ考えを持つ企業を探す
M&Aは最終契約書を交わして終わりではなく、経営理念や企業風土、業務プロセスなどの統合プロセス(PMI)が完了して初めて成功となります。
この統合プロセスが失敗すると、業務に支障をきたすだけでなく、従業員の不平・不満が溜まって離職につながったり、取引先が不信感を抱き利益が減少するリスクもあります。
交渉相手を探す際は、経営理念や将来に向けた事業プラン、そしてM&Aによってどのようなシナジー効果を得たいのかなど同じ考えを持つ企業を探すことが大切です。
M&A仲介会社によるサポートを受ける
M&Aにはさまざまなプロセスがあり、各プロセスごとに専門的な知識を必要とするため、自社だけで、もしくは交渉する企業同士だけで行うことは非常に難しいです。
M&Aの検討を始めたら、できるだけ早いタイミングでM&A仲介会社など専門家へサポートを依頼するようにしましょう。
M&A仲介会社を探す際は、実績の豊富さだけでなく、着手金の有無、業界に精通したアドバイザーが在籍しているかなども必ず確認しましょう。
私たちM&Aベストパートナーズでは、「着手金ゼロ・月額報酬ゼロ」、そして譲渡価格ベースでの成功報酬型※でM&Aのサポートをご提供しております。
また、物流関連事業に精通した専任アドバイザーが在籍、お客様のお悩みを丁寧にヒアリングさせていただいたうえでM&Aを成功させるためのサポートをいたします。
3PL事業関連のM&Aをご検討されている方は、ぜひお気軽にM&Aベストパートナーズまでご相談ください。
※基本合意締結時、中間報酬が発生します。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
5.まとめ
大きな変革期を迎えている物流業界では3PL事業が重要な役割を担っており、新規参入や課題解決に向けたM&Aが活発に行われています。
しかし、自社だけでM&Aを成功させることは非常に難しく、M&A仲介会社からの専門的なサポートが不可欠です。
M&Aを成功させ、新たな時代へと向かう3PL事業を存続させたい、新規参入したいとお考えの方は、まずはお気軽にM&Aベストパートナーズまでご相談ください。
専任アドバイザーがお話を伺い、伴走型サポートでM&Aを成功させるお手伝いをさせていただきます。
