2023年11月10日
霞ヶ関キャピタル<3498>、男子プロバスケB1「仙台89ERS」の運営会社を子会社化
霞ヶ関キャピタルは、男子プロバスケットボールBリーグ1部所属の「仙台89ERS(エイティナイナーズ)」を運営する仙台89ERS(仙台市)の株式83.5%取得をし、10日付で子会社化した。2026年に始まる国内最高峰「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への初年度加入を目指す仙台89ERSの資金確保や事業成長を後押しする。取得価額は非公表。
仙台89ERSは2005年にサッカークラブとして創設。2011年に東日本大震災で活動休止を余儀なくされ、2017年にはB1参入からわずか1年で降格を経験。その後、5年間をB2で過ごし、2022~23年シーズンにB1に復帰した。
Bリーグ改革に伴い2026年にトップカテゴリーとして発足する「Bプレミア」は最大18チームでスタートする。これまでの成績で昇降格する仕組みを廃止し、観客席を5000席以上備えたアリーナの確保や平均入場者数4000人以上、年間売上高12億円以上などの基準を満たす必要がある。現在、B1所属のチームであっても高いハードルで、継続的な集客や財務基盤の安定が求められる。
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