リネットジャパングループは、障害者向けグループホームを展開するアニスピホールディングス（東京都千代田区。売上高15億1000万円、営業利益1億7900万円、純資産7900万円）の全株式を取得し、子会社化することを決定した。小型家電リサイクル事業と障害福祉事業が相乗効果を発揮して成長する環境と福祉の「環福連携モデル」構築の一環。取得価額は未確定。取得予定日は2023年4月1日。

リネットジャパンは小型家電リサイクル事業の現場で多くの知的障害者の雇用創出を進めてきた。これに派生する形でソーシャルケア事業を新規事業として立ち上げ、愛知県を中心に障害者向けグループホーム8棟、就労継続B型施設2カ所を展開するなど、「環福連携モデル」を実践してきた。

アニスピホールディングスはペット共生型障害者向けグループホーム「わおん」「にゃおん」を軸に、フィットネス型障害者デイサービス「ワーカウト」、訪問看護「ファミリーナース」などさまざまな福祉関連事業を手がけている。