ダイセキ環境ソリューションは、廃棄物運搬・処理の杉本商事（滋賀県彦根市。売上高14億3000万円、営業利益1億9800万円、純資産10億7000万円）の全株式を取得し、子会社化することを決定した。
廃棄物処理・リサイクル事業における取り扱い領域の拡大が狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2023年4月5日。

杉本商事は1985年設立で、滋賀県北部を中心に、一般廃棄物および廃プラスチックなどの産業廃棄物の運搬・処理を手がける。また、子会社の杉本紙業（滋賀県長浜市）では古紙の回収・リサイクルを展開している。

ダイセキ環境ソリューションは土壌汚染対策を主力事業とするが、近年は廃石膏ボードリサイクル事業や、廃食用油によるBDF（バイオディーゼル燃料）事業など環境分野の新規ビジネスに力を入れている。