M&Aストーリー
M&Aを実施する目的や背景は多岐にわたって存在するため、
ひとつとして同じ案件や事例は存在しません。
セガサミーホールディングスは英国現地法人を通じて、人気モバイルゲーム「アングリーバード」で知られるフィンランドのロビオ・エンターテインメント(ウーシマー県。売上高467億円、営業利益41億8000万円、純資産333億円)をTOB(株式公開買い付け)の手続きで子会社化することを決定した。
ゲーム事業のポートフォリオを強化し、グローバル展開を加速する狙い。ロビオはナスダック・ヘルシンキ市場の上場企業。取得価額は約1049億8000万円(うちアドバイザリー費用約13億円)。1株9.25ユーロ(約1358円)で買い付け、全株式の取得を目指す。公開買い付けは5月8日前後に開始する。買収完了予定は2023年7~9月。
ロビオは2003年に設立。同社のモバイルゲームは累計50億ダウンロードに上り、なかでも2009年に発売した「アングリーバード」は世界的な大ヒットとなった。この「アングリーバード」はゲーム以外にもブランドライセンス事業を通じてアニメ、キャラクターグッズなどの幅広いジャンルでブランド展開されている。
セガはロビオの高度なモバイルゲームの開発能力や運営力を獲得し、自社のゲーム事業基盤との相乗効果を引き出し、グローバル市場でのプレゼンス(存在感)向上につなげる。
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