2023年5月16日
クオールホールディングス<3034>、ジェネリック医薬品製造の第一三共エスファを子会社化
twitter

クオールホールディングスは、第一三共傘下でジェネリック医薬品製造の第一三共エスファ(東京都中央区。売上高787億円、営業利益128億円、純資産189億円)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。
医薬品製造を中心とする医療関連事業の拡大につなげる狙い。2024年4月までに株式51%を取得し、将来的に持ち株比率を100%とする。クオールは医療関連事業を調剤薬局事業に続く経営の柱に育成中で、2019年には藤永製薬(東京都中央区)を買収し、医薬品製造に乗り出した。取得価額は総額250億円。

第一三共エスファは2010年設立で、新薬メーカーから許諾を得て、新薬と同一の原薬や添加物、方法で製造するオーソライズドジェネリック(AG)製品に強みを持つ。

第一三共エスファ株式の取得スケジュールは2023年10月1日に30%、続いて24年4月1日に21%を追加し、子会社化する。残る49%の追加取得については別途協議する。

製造、建設、不動産、
医療・ヘルスケア、物流、ITのM&Aは
経験豊富な私たちがサポートします。