千葉県を拠点とする千葉銀行と千葉興業銀行は、2027年4月1日をめどに経営統合することを発表した。経営統合にあたり共同持ち株会社を設立し、両社がその傘下に入る見込み。また、両社の東証プライム市場への上場は廃止となり、共同持ち株会社が上場する予定。今回の経営統合により、顧客基盤の相互活用による営業力強化や経営資源の共有を通じた経営・戦略投資の効率化を目指す。
千葉銀行は預金残高16兆2000億円、貸出金残高13兆2000億円、総資産21兆6000億円で、千葉興業銀行は預金残高2兆8000億円、貸出金残高2兆4000億円、総資産3兆2000億円となっており、今回の統合により全国トップクラスの地銀グループとなる（ともに2025年3月期）。