ノジマは家電量販店事業を中核とし、近年、積極的なM＆A戦略の展開でキャリアショップ（携帯電話販売店）事業、インターネット事業などに領域を拡大していた。ストリートホールディングス（東京都港区）がテレビ通販などで培ってきたダイレクトマーケティング事業を取り込み、ノジマグループの販促活動の効率化や新たな広告施策の展開につなげる。

ストリートホールディングスは2022年6月、米投資ファンドのベインキャピタルの傘下に入り、経営改革を進めてきた。取得価額は126億4000万円。取得予定日は2025年4月2日。ストリートホールディングスを傘下に置く買収目的会社・BCJ‐59（東京都港区）の全株式取得をする。