2025年2月27日
ギグワークス<2375>、通販子会社の日本直販を通販コンサルティングなどのイメンスに譲渡
ギグワークスは2022年に老舗の通販ブランドとして知られる日本直販(東京都港区)を子会社化。新生・日本直販としてリブランディングを行い、ギグワーカー(ネットを通じて単発の仕事をする人)を活用した「お手伝いサービス」や、写真をNFT(非代替性トークン)として販売する「カメラの日直」などの新サービスの利用拡大に取り組んできたが、業績不振が続いていた。日本直販の直近業績は売上高53億3000万円、営業利益△3億6500万円、純資産△6億7900万円(2024年10月期)。
譲渡先のイメンス(横浜市)は通販コンサルティングやブロックチェーン(分散型台帳)関連事業を手がける。
譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2025年4月1日。日本直販の全保有株式80%譲渡する。
「日本直販」は通販の草分けの一つで、テレビCMを活用して一大ブームを起こしたが、運営元の総通(大阪市)が2012年に経営破綻。これに伴い、トランスコスモスが「日本直販」事業を引き取った後、2022年にギグワークスが傘下に収めていた。
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