2024年10月17日
ANAP<3189>、ECサービスのネットプライスなどとスポンサー最終合意書を締結
女性向け衣料品販売のANAPは17日、EC(電子商取引)サービスを手がけるネットプライス(東京都港区)、同社を中心に設立したネットプライス事業再生(東京都港区)との間でスポンサー最終合意書を締結したと発表。ネットプライスをスポンサー候補として私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争処理解決手続き)を申請していたが、これに基づく資本増強を含めた事業再生計画が7月に成立していた。
ANAPは2024年8月期まで5期連続で営業、経常、最終の各損益が赤字で、厳しい資金繰りが続く中、上場維持のために2025年8月期までの債務超過解消が求められている。
11月末にネットプライス事業再生、QL有限責任事業組合(東京都品川区)、サムライパートナーズ(福岡市)を割当先とする第三者割当増資を行い、13億5000万円(債務の株式化を一部含む)を調達する。増資後、ネットプライス事業再生が議決権ベースで47.41%(ネットプライスからの譲渡分を含む)の株式を保有し、筆頭株主となる。
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