2024年9月18日
旭化成<3407>、血液浄化事業の旭化成メディカルをインテグラル<5842>傘下企業に譲渡
旭化成は、血液浄化事業を手がける旭化成メディカル(東京都千代田区。売上高641億円、純資産939億円)の全株式を、国内投資ファンド大手インテグラル傘下のアイエーホールディングス(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。2025年4月1日に株式80%を、2027年4月に残りの20%を譲渡する。譲渡価額は565億円。
旭化成メディカルは1974年設立。透析・アフェレシス関連製品の開発・製造・販売で50年の歴史を持ち、同分野で国内外のユーザーから高く評価されている。旭化成は、これら血液浄化事業をインテグラルのもとで独立・専業化したうえで、さらなる成長投資を進めることが重要と判断した。
譲渡に先立ち、旭化成メディカルは生物製剤精製工程用ウイルス除去フィルターの製造・販売などのバイオプロセス事業を、2024年10月に設立予定の旭化成ライフサイエンス(東京都千代田区)に承継する。
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