セルソースは、美容外科や美容皮膚科などの自由診療分野に特化したクラウド型電子カルテサービスを提供するメディベース（大阪市）の全株式を取得し、子会社化することを決定した。提携医療機関向けのサービスへの活用や、共通の事業領域である美容関連での相乗効果などを見込む。メディベースは2016年設立。取得価額、取得予定日は非公表。

セルソースは整形外科、産科婦人科、美容外科、美容皮膚科での自費診療分野で、再生医療などに使われる細胞や血液の加工を医療機関から受託するサービスを主力とし、提携医療機関は1900院以上という。

今回傘下に収めるメディベースが提供する電子カルテサービスは診療情報の一元管理、クラウド活用による情報セキュリティーの向上、医療機関の業務効率化などに役立つ。