2024年8月1日
協和キリン<4151>、医薬品製造の中国子会社「協和麒麟(中国)製薬」を香港WHに譲渡
協和キリンは、医療用医薬品製造の中国子会社である協和麒麟(中国)製薬有限公司 (上海市。売上高123億円、当期利益△8億5600万円、純資産61億4000万円)の出資持ち分について、新たに設立した特別目的会社(シンガポール)に移管したうえで、新会社の全株式を医療用医薬品販売の香港 Hong Kong WinHealth Pharma Group Co. Limited(WH)に譲渡することを決定したj。中国などアジアでの事業再編に伴う。譲渡価額は約150億円(7億2000万人民元)。譲渡予定日は2024年9月30日。
協和キリンは欧州でのエスタブリッシュト(長期収載品、後発品)事業に関し、昨年からパートナー企業と合弁提携を進めてきた。これに続く今回の事業再編では、中国などアジア地域でもライセンス契約を通じたパートナーによる販売活動に切り替えることにした。
アジア地域のうち、中国で承認または販売しているエスタブリッシュト医薬品5品目について新会社とライセンス契約を、グローバル戦略品であるCrysvita(X染色体連鎖性低リン血症治療剤)、Poteligeo(抗悪性腫瘍剤)の販売についてはWHとライセンス契約を結ぶ予定。
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