2024年4月8日
ヒューリック<3003>、受験塾運営のリソー教育<4714>をTOBと第三者割当増資で子会社化
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ヒューリックは、個別指導塾「TOMAS」などを運営する持ち分法適用会社のリソー教育にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB成立後に、第三者割当増資を実施。割当先となるヒューリックが持ち分を20.38%から51%に引き上げてリソー教育を子会社化する。買付総額はTOBと第三者割当増資合わせて約160億円。

TOBの買付価格は普通株式1株につき320円。公表前営業日の終値218円に対して46.79%のプレミアムとなる。リソー教育の創業者で同社株式を約10%保有する岩佐実次氏はTOBへの応募契約を締結している。買付予定の下限は設定せず、上限を3944万7200株とする。第三者割当増資後の所有割合を51%とするために、上限を超えた株式については、全部もしくは一部の買い付けを実施しない。買付代金は最大で約126億2300万円。TOBの買付期間は2024年4月9日~5月22日までの29営業日。決済の開始日は5月29日。

TOB成立後の第三者割当増資の発行価額は1株あたり218円で発行総額は約33億9900万円。

ヒューリックは本業の不動産賃貸事業に加え、2020年にリソー教育と資本提携をして「こども教育事業」に参入。リソー教育を傘下に迎えて、同事業の基盤を確立させる。ヒューリックはクリニックや学童保育・教育施設など子供向けサービスをワンストップで提供するビル「こどもでぱーと」の展開を計画しており、同ビル内でリソー教育の受験塾など教育サービスを取り入れ、連携を強化。駅前好立地の物件をリソー教育に優先的に紹介する取り組みなどを行う。

なお、リソー教育はTOBに賛同の意見を表明しつつ、リソー教育の東証プライム市場における上場は維持される見込みであることから、中立の立場を取り、TOBへの応募は株主に判断を委ねている。

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