2024年2月28日
三菱鉛筆<7976>、独筆記具メーカーのラミーを完全子会社化
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三菱鉛筆は29日、独筆記具メーカーのC. Josef Lamy GmbH(ハイデルベルク。売上高7680万ユーロ=約125億円、営業利益590万ユーロ=約9億6000万円、純資産4270万ユーロ=約69億円)を完全子会社化すると発表。取得価額は非公表。取得予定日は3月15日を予定している。

同社は「中期経営計画 2022-2024」の重点方針として筆記具事業のグローバル化を掲げており、欧州での販売体制強化に加えて、ラミーのブランド力やデザイン力、技術力を獲得することで競争力の強化を狙う。

ラミーは1930年に英高級筆記具メーカーのパーカーで営業を担当していたカール・ヨーゼフ・ラミー氏が設立。1952年にラミーブランドで筆記具の製造販売を始めた。「機能によってかたち作られるデザイン」という独美術学校・バウハウスのコンセプトで革新的な筆記具を開発してきた。1966年に発売した「LAMY 2000」万年筆は現在も製造・販売されている。

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