サービス業・小売業のM&Aニュース一覧

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M&Aベストパートナーズ MABPマガジン編集部

目次

髙島屋、クレイリッシュの株式を半数以上獲得し子会社化を決定

大手百貨店を営む株式会社髙島屋<8233>が、CGRホールディングス株式会社<7041>の子会社である株式会社クレイリッシュの株式を半数以上獲得し、子会社化を決定した。

事業者向け金融や手形割引など、資金繰りニーズに特化したクレイリッシュの事業ノウハウを獲得し、投融資事業の強化を図る目的。

参考:株式会社髙島屋|株式会社クレイリッシュの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

ハードオフコーポレーションによるエコノスの公開買付けが終了

株式会社ハードオフコーポレーション<2674>は、2025年8月12日より実施していた株式会社エコノス<3136>の公開買付けを、同年9月25日に終了した。応募株券総数1,078,909株が、買付予定数の下限である668,500株を上回ったことで終了となった。

エコノスは上場企業であるが、この公開買付けによって上場廃止となる予定。

参考:株式会社ハードオフコーポレーション|株式会社エコノスの普通株式(証券コード3136)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動(特定子会社の異動)に関するお知らせ

米ビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディング、テクノプロHDの公開買付けを終了

ブラックストーンの傘下であるアメリカのビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディング株式会社が、2025年8月7日からテクノプロ・ホールディングス株式会社<6028>に対し行っていた公開買付けを終了した。

応募株式総数83,300,919株が、買付下限である69,460,100株を上回ったため本件は成立。今後テクノプロはビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディングの子会社となり、上場廃止となる予定。

参考:テクノプロ・ホールディングス株式会社|ビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディング株式会社による当社株券等に対する公開買付けの結果、並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ

ベイシア、スーパーマーケット運営の三心の全株式を買収

全国に展開するショッピングセンターチェーンの株式会社ベイシアは、愛知県や岐阜県を中心にスーパーマーケットを展開する株式会社三心の株式を全て譲り受ける契約を締結した。

同業種として培ってきたノウハウを共有することで、より魅力的なサービスや店舗づくりを目指し、地域の活性化を狙うとしている。

参考:株式会社三心|より地域に密着した企業を目指して スーパー「三心」と「ベイシア」は新たなパートナーに

オークネット、完全子会社である4社を吸収合併

中古車やブランド品などさまざまなジャンルの中古品について、オンラインオークションを始めとする流通を担う株式会社オークネット<3964>が、自社の子会社である4社を吸収合併すると発表した。

対象となるのは株式会社オークネット・モーターサイクル、株式会社オークネット・アグリビジネス、株式会社オークネット、コンシューマープロダクツ、株式会社オークネットメディカルの4社。一体的な運営により、管理コストの削減を目的としている。

参考:株式会社オークネット|完全子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ

セーブオン、ローソンへコンビニエンスストア事業の承継を決定

北関東を中心にコンビニエンスストアのフランチャイズチェーンを展開していた株式会社セーブオンが、株式会社ローソンとの吸収分割の末、コンビニエンスストア事業の承継を決定した。

2017年に行われたローソンとのメガフランチャイズ契約により、北関東にてローソンの店舗を展開してきたが、該当店舗をローソンの運営下に置くことで強固な経営基盤を固める目的。

参考:吸収分割による株式会社ローソンへの事業承継について

伊藤忠商事と持田製薬、アンドファーマの株式を取得し関連会社化

大手総合商社の伊藤忠商事株式会社<8001>、医薬品の販売を手掛ける持田製薬株式会社<4534>は、医薬品産業グループのアンドファーマ株式会社の株式を20%ずつ取得し持分法適用会社化することを決定した。

持田製薬の研究開発力、アンドファーマの製造・品質管理力、そして伊藤忠商事のサプライチェーン運営力を総合し、主に後発医薬品(ジェネリック医薬品)の供給体制を見直す考え。

参考:持田製薬株式会社|アンドファーマ株式会社の第三者割増増資の引受けおよび株式の取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ

四国銀行、リース業の四銀総合リースを完全子会社化

株式会社四国銀行<8387>は、持分法適用関連会社であった四銀総合リース株式会社の完全子会社化を発表した。

グループ会社の一体化を果たすことにより、グループ全体の財務基盤やガバナンスを強化、企業価値の向上を図る目的。

参考:株式会社四国銀行|四銀総合リース株式会社の完全子会社化に関するお知らせ

ダブルツリー、山本幸の株式を取得し子会社化を決定

自動車関連事業やフィットネス・グランピング事業などを幅広く手掛ける株式会社ダブルツリー<305A>が、温浴施設やホテルの運営を行う山本幸株式会社の株式を取得、子会社化すると発表した。

この決定により、山本幸が30年以上にわたり築いてきた地元での信頼を利用し、観光と健康を融合させた新しい温浴宿泊事業の創出を目指すとしている。

参考:株式会社ダブルツリー|山本幸株式会社の株式の取得(子会社化)及び債権譲受に関するお知らせ

TAC、JPECによる公開買付けの終了を発表

各種資格に関する講座を開講するTAC株式会社<4319>が、2025年8月7日から実施していた株式会社JPECによる公開買付けが、同年9月19日をもって終了したことを発表した。

応募株数の9,769,127株が、買付予定数の下限である5,493,700株を上回ったことで成立。手続き後、TACは上場廃止となる予定。

参考:TAC株式会社|株式会社JPECによる当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ

ジャパンインベストメントアドバイザー、クリーニングサービス事業を行うオートランドリータカノの全株式を取得

金融ソリューション事業やプライベート・エクイティ投資事業などを展開する株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>は、株式会社オートランドリータカノの全株式を取得、同社のクリーニング事業のさらなる発展を目指すと発表した。

参考:株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー|プライベート・エクイティ投資事業における新たな投資について ~株式会社オートランドリータカノ~

ゼロワットパワー、鈴川エネルギーセンターを完全子会社化

太陽光や風力といった再生可能エネルギーを用いた電力の小売り業者であるゼロワットパワー株式会社は、静岡県に木質バイオマス発電所を保有する鈴川エネルギーセンター株式会社の全株式を取得、完全子会社化を発表した。

鈴川エネルギーセンターの安定した設備を最大限に活用し、主にバイオマス燃料によるエネルギーの安定供給により、将来の電力不足に備える目的。

参考:ゼロワットパワー株式会社|鈴川エネルギーセンター株式会社 完全子会社化についてのお知らせ

家具の卸売市場最大手で知られる関家具、米投資ファンドのLキャタルトンと戦略的資本提携に合意

住宅向け及び法人向け家具のリーディングカンパニーである株式会社関家具は、ルイ・ヴィトンが出資するプライベートエクイティ投資会社として知られるLキャタルトンとの戦略的資本提携に合意、両社の経営陣が密に絵連携をとり、関家具のさらなる成長を目指すと発表した。

参考:株式会社関家具|Lキャタルトンとのパートナーシップ締結のお知らせ

串カツ田中ホールディングス、イタリアンレストランチェーンを展開するピソラの子会社化を決定

「串カツ田中」ブランドなど飲食店を全国展開する株式会社串カツ田中ホールディングス<3547>は、近畿地方、東海地方、関東地方の郊外ロードサイドを中心に約60店舗のイタリアンレストランチェーンを運営している株式会社ピソラの全株式を取得、完全子会社化することを発表した。

参考:株式会社串カツ田中ホールディングス|子会社の異動を伴う株式の取得及び第三者割当による新株式の発行並びに主要株主の異動に関するお知らせ

SRSホールディングス、回転寿司を運営する「すし弁慶」を子会社化

和食を中心とした外食・中食ブランドの直営およびフランチャイズにて展開するSRSホールディングス株式会社<8163>は、鳥取県・島根県で回転寿司店6店舗を展開している株式会社すし弁慶の株式を取得し、子会社化することを発表した。

参考:SRSホールディングス株式会社|株式会社すし弁慶の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

メイホーホールディングス、未来政策研究所の子会社化を発表

中小企業支援に特化したプラットフォーム型ビジネスを展開する株式会社メイホーホールディングス<7369>は、専門調査や研究、コンサルティング、地域活性化事業などを手掛ける株式会社未来政策研究所の株式を取得し子会社化することを発表した。

メイホーグループ各社が保有する地域ネットワーク、そして株式会社未来政策研究所の地域活性化事業を組み合わせ、事業拡大や収益増加などのシナジー効果創出を目指す。

参考:株式会社メイホーホールディングス|当社による株式会社未来政策研究所の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

Zoffを運営するインターメスティック、メガネスーパーの買収を発表

メガネチェーン「Zoff」の運営を行う株式会社インターメスティック<262A>は、メガネスーパーを運営するHorus HD 株式会社、およびHorus株式会社の株式を取得し、株式会社ビジョナリーホールディングス<9263>を完全子会社化することを発表した。

この買収により、株式会社インターメスティックは「眼鏡市場」を運営する株式会社メガネトップ<7541>に次いで国内売上高が2位となる。

参考:株式会社インターインターメスティック|Horus HD 株式会社(株式会社ビジョナリーホールディングス)の 株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ

エン・ジャパン、ROXXから転職希望者の調査サービス「back check」事業を取得

求人情報メディアや人材紹介サービスを運営するエン・ジャパン株式会社<4849>は、リファレンスチェックの強化を目的として転職プラットフォームを運営する株式会社ROXX<241A>から転職希望者のリファレンスチェックサービス「back check」事業を取得すると発表した。

自社の同種サービス「ASHIATO」との相乗効果を見込み、収益性や競争力の強化を図るとされる。

参考:エン・ジャパン株式会社|エン・ジャパン、リファレンスチェック事業の強化に向けback check株式会社をグループ会社化

ハードオフコーポレーション、同業のエコノスをTOBで子会社化

株式会社ハードオフコーポレーション<2674>は、岡三証券を公開買付代理人として同業種である株式会社エコノス<3136>をTOB(株式公開買い付け)にて完全子会社化することを発表した。

両社の経営資源を統合して効率的な運営を図る狙いがあるとされ、併せて顧客基盤の拡大や収益性の向上で競合他社に対する優位性を確立し、市場シェアの拡大が予想される。

参考:株式会社ハードオフコーポレーション|株式会社エコノスの普通株式(証券コード3136)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ

共栄セキュリティーサービス、警備業のデンツートラフィックを子会社化

警備会社の共栄セキュリティーサービス株式会社<7058>は、人材確保や業務品質の安定化に向けてグループ会社の拡充を目的に、株式会社デンツートラフィックの全株式を取得、子会社化した。

参考:共栄セキュリティーサービス株式会社|株式会社デンツートラフィックの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

クックビズ、北海道の惣菜製造販売、マルヒロ太田食品を子会社化

飲食業向け人材サービスを手がけるクックビズ株式会社<6558>は、惣菜製造販売の有限会社マルヒロ太田食品を完全子会社化することを発表した。

これにより、クックビズ株式会社は既存事業と有限会社マルヒロ太田食品独自製法のコロッケ販売ノウハウや販売網を組み合わせ、グループ全体の収益向上と競争力強化につなげていくことが想定される。

参考:クックビズ株式会社|クックビズ、函館市の「有限会社マルヒロ太田食品」の株式を取得

フリー、フリーランス向け金融支援サービスのGMOクリエイターズネットワークを子会社化

総合型クラウドERP(統合基幹業務システム)を手掛けるフリー株式会社<4478>は、フリーランス向けファクタリングや損害保証保険などの金融サービスを提供するサービス「FREENANCE」の運営会社であるGMOクリエイターズネットワーク株式会社を完全子会社化すると発表した。

参考:フリー株式会社|GMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

unbanked、融資型クラウドファンディング事業のクラウドバンクを子会社化

金地金事業とノンバンク事業を手掛けるunbanked株式会社<8746>は、融資型クラウドファンディング事業を主力とするクラウドバンク株式会社を傘下に収めた。

これにより、クラウドバンク株式会社が保有するオンライン金融スキームや、クラウドファンディングを通じた資金循環のしくみを取り込み、事業ポートフォリオの多角化による新たな収益源の獲得につなげる。

参考:unbanked株式会社|(開示事項の経過)簡易株式交付によるクラウドバンク株式会社の子会社化の結果 及び主要株主の異動に関するお知らせ

DDグループ、国内投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループと組みMBOで株式を非公開化

飲食店事業やホテル事業を展開する株式会社DDグループ<3073>は、厳しい事業環境から脱却し、短期的な業績や株価n変動にとらわれない体制づくりが必要と判断し、国内投資ファンドであるポラリス・キャピタル・グループ株式会社と組み、MBO(経営陣による買収)の一環としたTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表した。

参考:株式会社DDグループ|PCGVI-1株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに 親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ

ノジマ、FX事業子会社のマネースクエアHDをSBIリクイディティ・マーケットに譲渡

家電量販店を展開する株式会社ノジマ<7419>は、子会社でFX(外国為替証拠金取引)事業を行う株式会社マネースクエアHDをSBIホールディングス株式会社<8473>の子会社であるSBIリクイディティ・マーケット株式会社と日本航空株式会社に譲渡を行った。

参考:株式会社ノジマ|連結子会社(特定子会社)の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

エスネットワークス、税理士法人エスネットワークスなど2法人から給与計算代行などのペイロール事業を取得

企業の経営支援などを手掛ける株式会社エスネットワークス<5867>は、税理士法人エスネットワークス、同グループの社会保険労務士法人エスネットワークスからペイロール事業と呼ばれる給与計算代行業務などを取得する。

この事業は、新設子会社である株式会社エスコーポレートソリューションズが取得するとしている。

参考:株式会社エスネットワークス|ペイロール事業買収に関する補足説明資料

バローホールディングス、食品スーパー運営のドミーをTOBで子会社化

食品スーパーなどの運営を手掛ける株式会社バローホールディングス<9956>は、スーパー事業の拡大・強化を目的として同業種である株式会社ドミー(愛知県岡崎市)をTOB(株式公開買い付け)にて子会社化した。

参考:株式会社バローホールディングス|株式会社ドミー株券に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ

エコナックホールディングス、食品卸売業の青柳食品販売を子会社化

温浴施設「テルマー湯」の運営を主力としているエコナックホールディングス株式会社<3521>は、安定的で成長の可能性がある事業を探してきた。

そして、加工食品や食品原料の卸売業、ペットフードや健康食品の開発販売も手掛ける青柳食品販売株式会社を子会社化した。

参考:エコナックホールディングス株式会社|当社子会社青柳食品販売株式会社の追加情報に関するお知らせ

ベルーナ、Karakami HOTELS&RESORTSから仙台市の「ホテル瑞鳳」「秋保グランドホテル」を取得

通販大手で知られる株式会社ベルーナ<9997>は、以前から多角化の一環として注力してきたホテル事業を強化するため、北海道札幌市にあるKarakami HOTELS&RESORTS株式会社が運営する「ホテル瑞鳳」(131室)と「秋保グランドホテル」(140室)を取得することを発表した。

参考:株式会社ベルーナ|仙台・秋保温泉の上質な癒しと自然を融合したリゾートホテル
「ホテル瑞鳳」および「秋保グランドホテル」の取得に関するお知らせ

ALSOK、富士通グループから警備・清掃・施設管理事業を取得

大手警備保証会社であるALSOK株式会社<2331>の子会社であるALSOKファシリティーズ株式会社は、富士通<6702>グループから警備・清掃・施設管理事業を取得する。

これにより、ファシリティーマネジメント事業をさらに強化するとしている。

参考:ALSOKファシリティーズ株式会社|富士通株式会社の完全子会社等からの事業承継について

ブッキングリゾート、富士山・富士五湖エリアのホテル型宿泊施設の運営事業を取得

宿泊施設の集客支援や運営を手掛ける株式会社ブッキングリゾート<324A>が、山梨県の富士山・富士五湖エリアにあるホテル型宿泊施設の運営事業を取得したと発表した。

インバウンド(訪日観光客)向け集客事例や予約・運営ノウハウの獲得、インバウンドの会員化なアドを目的とし、同社の主力である集客支援事業とのシナジー効果を目指す。

参考:株式会社ブッキングリゾート|事業譲受に関するお知らせ

キーコーヒー、京都のイノダコーヒを子会社化

キーコーヒー株式会社<2594>は、収益力強化に向けた事業ポートフォリオ見直しを進めるなかで、かねてより業務提携関係にあり、コーヒー豆の製造・販売や京都市を中心に9店舗の喫茶店を運営する株式会社イノダコーヒの株式を取得し、連結子会社とした。

参考:キーコーヒー株式会社|株式会社イノダコーヒの株式の取得(連結子会社化)に関するお知らせ

著者

MABPマガジン編集部

M&Aベストパートナーズ

石橋 秀紀

ADVISOR

各業界に精通したアドバイザーが
多数在籍しております。

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