IT業界のM&Aニュース一覧

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M&Aベストパートナーズ MABPマガジン編集部

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フリービット、CountUpの全株式を取得し子会社化

MVNE事業やMVNO事業で知られる株式会社フリービット<3843>が、Web3コア技術の開発を行う株式会社CountUpの全株式を取得し、子会社化すると発表した。

2023年より両社は連携を取りながら技術開発に取り組んでおり、本株式取得によりさらなる基盤の強化・一体化を図る目的。

参考:フリービット株式会社|株式会社CountUpの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

東京エレクトロン デバイス、持分法適用関連会社であるFidus Systems Inc. の全株式を譲渡

半導体事業やコンピューターシステム事業を手掛ける東京エレクトロン デバイス株式会社は、持分法適用関連会社であるカナダのFidus Systems Inc. の売却を決定した。これにより特別利益を計上する見込み。

2014年にFidus社との資本提携を結んだ同社。本売却はFPGAボードの見直しに伴い、経営資源の最適な配分を行うためのものとされる。

参考:東京エレクトロン デバイス株式会社|持分法適用関連会社株式の譲渡に伴う特別利益の計上見込みに関するお知らせ

TalentX、「すごい人事」の運営で知られるCrepeを完全子会社化

採用DXプラットフォーム「Myシリーズ」の運営やプロフェッショナルサポートを手がける株式会社TalentX<330A>は、人事や採用支援サービス「すごい人事」の運営を行う株式会社Crepeの株式を取得し、完全子会社化した。

日本企業の人材獲得競争の激化に伴い、Crepe社の誇る採用戦略支援のノウハウを取り入れ、SaaSやBPaaSとしての支援を一層強化する狙い。

参考:株式会社TalentX|株式会社Crepeの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ

No.1、教育施設向けネットワークインフラのLGICを完全子会社化

情報セキュリティ機器の開発・製造を行う株式会社No.1<3562>は、主に教育施設向けのネットワークインフラ事業やICT支援サービスを行う株式会社LGICの発行済株式の一部を取得したのち、株式交換により完全子会社化すると発表した。

LGICがこれまでに培ってきた独自のビジネスモデルを、No.1がもつ全国の拠点で発展させることにより、広範囲の自治体・教育施設への展開を目的としている。

参考:株式会社No.1|株式会社LGICの株式取得及び同社との株式交換(簡易株式交換)による完全子会社化に関するお知らせ

SCSK、連結子会社であるSkeedを吸収合併すると発表

ITコンサルティングやシステム開発を行うSCSK株式会社<9719>は、連結子会社でありファイルの転送事業やloT事業を手掛ける株式会社Skeedを吸収合併すると発表した。

これによりSkeedは完全子会社化の後吸収され、解散する予定。

参考:SCSK株式会社|連結子会社の株式取得(完全子会社化)および吸収合併(簡易合併)に関するお知らせ

ソフィアホールディングス、オフィスのセキュリティ対策事業を行うセキュリティエージェントを子会社化

システム開発事業を手掛ける株式会社ソフィアホールディングス<6942>は、同社連結子会社であるソフィア総合研究所株式会社を通じ、オフィスネットワークの脆弱性診断や防犯カメラの設置などを手掛ける株式会社セキュリティエージェントの全株式を取得、連結子会社(孫会社化)とすることを発表した。

参考:株式会社ソフィアホールディングス|当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ

TIS、連結子会社の澪標アナリティクスから一部事業を引き継ぎ

情報化投資に関わるソリューションサービスを広く手掛けるTIS株式会社<3626>は、連結子会社である澪標アナリティクス株式会社より、AIならびにデータ分析事業を吸収分割することを発表した。

近年のAIや生成AIにおける顧客ニーズの増加を受け、TISにメインとなる事業を集中させたい狙いがある。

参考:TIS株式会社|会社分割(簡易吸収分割)による当社子会社からの一部事業の承継に関するお知らせ

翻訳会社大手の翻訳センター、シトラスジャパンを子会社化

特許や医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務分野における翻訳事業を展開する株式会社翻訳センター<2483>は、多言語に対応したWebサイトの企画・制作やコピーライティングを手掛けるシトラスジャパン株式会社の株式を取得し子会社化、自社の翻訳事業を保管して成長機会の創出を目指すことを発表した。

参考:株式会社翻訳センター|シトラスジャパン株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

デジタルキューブ連結子会社のへプタゴン、ホスティングリセラーと事業譲渡契約を締結

WordPressやAWSなどのツールを活用し、IT業界でさまざまなサービスを展開する株式会社デジタルキューブ<263A>は、連結子会社の株式会社へプタゴンと株式会社ホスティングリセラーが事業譲渡契約書を締結したと発表した。

インフラ設計や構築・運用を手掛けるヘプタゴンは、東海地方を中心にホスティング再販事業を展開するホスティングリセラーから同事業を譲り受けることで、新規顧客の獲得と既存ビジネスの拡大を目指す。

参考:株式会社デジタルキューブ|連結子会社における事業譲受に関するお知らせ

日本ナレッジ、ソフトウェア開発事業のアルテックスを子会社化

ソフトウェアシステムの開発や検証サービスを提供する日本ナレッジ株式会社<5252>が、同じくWeb関連ソフトウェアの開発を行う株式会社アルテックスの全株式を取得し、子会社化を決定した。

株式会社アルテックスの強みである生産から販売に至るまでの一貫した管理システムや、長野県を中心とする優良な顧客基盤を利用し、新たな顧客獲得と新領域へのサービス提供を目的としている。

参考:日本ナレッジ株式会社|株式会社アルテックスの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ

マネーフォワード、子会社であるスマートキャンプの株式を譲渡

株式会社マネーフォワード<3994>は、連結子会社としてSaaSマーケティングを担っていたスマートキャンプ株式会社の株式を、エムキャップ二十一号株式会社へ完全譲渡することを決定した。

これによりマネーフォワードはエムキャップ二十一号及びその親会社である株式会社丸の内キャピタルの支援を獲得し、ネットワーク拡大とスマートキャンプの企業価値向上を狙う。

参考:株式会社マネーフォワード|連結子会社の異動(株式譲渡)および特別利益の計上見込みに関するお知らせ

ダイレクトマーケティングミックス、採用代行事業のサイヨウブを子会社化

株式会社ダイレクトマーケティングミックス<7354>は、歯科医院を中心とした採用業務を代行する株式会社サイヨウブを買収し、子会社化すると発表した。

ダイレクトマーケティングミックスの強みとなるマーケティング事業やオンサイト事業を利用し、サイヨウブの新規顧客を獲得することで、両社の収益拡大を目的としている。

参考:株式会社ダイレクトマーケティングミックス|株式会社サイヨウブの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

GMOフィナンシャルホールディングス、香港の連結子会社GMO-Z.com Forex Limitedの全株式を売却

GMOインターネットグループの子会社であるGMOフィナンシャルホールディングス株師井会社<7177>は、GMO-Z.com Forex Limitedの全株式を売却し、Remi Holding Group Limitedへ譲渡した。

GMO-Z.com Forex Limitedの強みで合った香港におけるFX取引業から撤退し、国内事業にリソースを集中させることで、今後のさらなる成長を目的としている。

参考:GMOインターネットグループ株式会社|連結子会社による孫会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

トプコン、投資ファンドによるTOBの成立で上場廃止へ

農業や建機向けIT機器と眼科向け医療機器の製造を手掛ける株式会社トプコン<7732>は、世界的な投資ファンドとして知られるKKRの傘下であるTK株式会社によるTOBが成立したと発表した。

残った株式についてはスクイーズアウトによって少数株主から買い上げて株式会社トプコンは上場廃止となり、中長期的な成長に向けた投資の意思決定をしやすくするとしている。

参考:株式会社トプコン|TK株式会社による当社株式等に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ

ファイバーゲート、パワーでんきイノベーションを子会社化

通信機器の開発・製造や電気通信サービスを一貫して手掛ける株式会社ファイバーゲート<9450>は、連結子会社である株式会社オフグリッドラボを通じ、エコモット株式会社<3987>の子会社で太陽光発電事業の設計・調達・建設(EPC)を手掛ける株式会社パワーでんきイノベーションの全株式を取得すると発表した。

株式会社ファイバーゲートはこの子会社化により、より効率的で競争力のある事業体制を構築するとしている。

参考:株式会社ファイバーゲート|連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ

アクセンチュア、AI人材育成のアイデミーを子会社化

組織運営の最適化や市民サービス向上など、デジタル技術でのサポートを行うアクセンチュア株式会社が、法人向けにAI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成に向けたオンライン講座の提供などを手掛ける株式会社アイデミー<5577>をTOBで子会社化することを発表した。

TOBの成立後は、スクイーズアウトによって残る少数株主からの株式を取得し、アイデミー株式会社は上場廃止となる予定。

参考:アクセンチュア株式会社|株式会社アイデミーの完全子会社化に向けた公開買付けの開始を決定

日本エンタープライズ、業務系システム開発の渚を子会社化

体調管理アプリやゲームなどの個人向けスマホアプリ、法人向けシステムの開発を手がける日本エンタープライズ株式会社<4829>は、Webサイトの制作やシステムの構築・運用などを手がけ、業務効率化や自動化を目的とした業務系システムの開発に強みを持つ渚株式会社を、連結子会社であるる株式会社フォー・クオリアを通じて子会社化した。

開発力や開発領域の拡大につなげる狙いがあるとみられる。

参考:日本エンタープライズ|連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ

ミガロホールディングス、システム受託開発のユー・システム・クリエイションを子会社化

投資用マンション開発事業のほか、顔認証技術を中心とするDX推進事業を行っているミガロホールディングス株式会社<5535>は、中小規模の業務系システム受託開発で実績を積んできた株式会社ユー・システム・クリエイションを子会社化した。

参考:ミガロホールディングス株式会社|株式会社ユー・システム・クリエイションの 株式取得(子会社化)のお知らせ

ビジョナル、採用管理システムのThinkingsを子会社化

ビジョナル株式会社<4194>は、転職サイト「ビズリーチ」や人材管理システム「HRMOS」などを運営している子会社の株式会社ビズリーチ(東京都渋谷区)を通じ、大手企業向けの採用管理システム「sonar ATS」を手がけるThinkings株式会社(東京都中央区)を完全子会社化することを発表した。

参考:ビジョナル株式会社|当社子会社によるThinkings株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

CEホールディングス、CRO子会社のマイクロンをタイガメッドジャパンに譲渡

電子カルテなど医療用情報システムを主力とする株式会社CEホールディングス<4320>は、事業ポートフォリオの見直しの一環とし、CRO(医薬品開発業務受託機関)事業子会社のマイクロン(東京都港区)の株式51.93%を、中国のCRO大手HANGZHOU TIGERMED CONSULTING CO., LTDの日本法人タイガメッドジャパン(東京都千代田区)に譲渡すると決定した。

同社は、譲渡後も引き続き33.37%の株式を保有し、持ち分法適用関連会社となる。

参考:株式会社CEホールディングス|連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

ラストワンマイル、インターネット回線サービスのテルベルを子会社化

株式会社ラストワンマイル<9252>は電力・ガス料金の契約手続き代行やコールセンター業務の受託のほか、新サービスとして集合住宅向け無料インターネット事業を育成中。

その事業基盤強化の一環として、アパート・マンションWi-Fi「スターネット」、ホテル・旅館・商業施設Wi-Fi「AIR」を展開する株式会社テルベルを株式交換にて子会社化した。

参考:株式会社ラストワンマイル|簡易株式交換公告

GLOE、映像制作・イベント企画のクラッチ.を子会社化

eスポーツ事業を展開しているGLOE株式会社<9565>は、映像制作やイベント企画などを手掛ける株式会社クラッチ.を子会社化し、映像コンテンツの企画・制作向上や新たなビジネスチャンス創出を目指すtとしたが、2025年8月、諸条件が合致していなかったことを理由として株式譲渡契約の解除が発表された。

参考:GLOE株式会社|(開示事項の中止)株式会社クラッチ.の株式取得に係る 株式譲渡契約の解除に関するお知らせ

CAICA DIGITAL、ネクスグループ傘下で通信機器開発・販売のネクスを株式交換で子会社化

金融機関向けシステムの開発やWeb3事業などを手掛ける株式会社CAICA DIGITAL<2315>は、株式会社ネクスグループ<6634>傘下で通信機器販売を行う株式会社ネクスを完全古賀社化した。

これにより、株式会社CAICA DIGITALは新たなサービスの創出を目指す。

参考:株式会社CAICA DIGITAL|株式交換による株式会社ネクスの完全子会社化に関する株式交換契約の締結、子会社異動 及び新たな事業の開始に関するお知らせ

PKSHA Technology、人材関連サービスのサーキュレーションをTOBで子会社化

AI(人工知能)開発・ソリューション提供などを手掛ける株式会社PKSHA Technology<3993>は、人材関連サービスを手掛ける株式会社サーキュレーション<7379>をTOB(株式公開買い付け)にて子会社化した。

参考:株式会社サーキュレーション|株式会社PKSHA Technologyによる当社株券等に対する公開買付けに関する 賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ

デジタルプラス、金融Webメディア事業をFUNDiT Media Mergersへ譲渡

Webメディア運営やデジタルサービスの提供などを行う株式会社デジタルプラス<3691>は、同社が運営する金融Webメディア「ファイナンシャルプラス」事業について、株式会社FUNDiTの子会社でありメディア運営を手掛ける株式会社FUNDiT Media Mergersへ譲渡をした。

参考:株式会社FUNDiT|株式会社デジタルプラスより『ファイナンシャルプラス』を事業譲受

rakumo、スタートレを子会社化

グループウエア拡張製品「rakumo」の開発・販売を主力とするrakumo株式会社<4060>は、CMS(コンテンツ管理システム)の提供を主軸とする株式会社スタートレの子会社化を発表した。

今後、両社はそれぞれのサービス利用者数拡大や、新サービスの開発などを目指す。

参考:rakumo株式会社|株式会社スタートレの株式の取得(子会社化) 完了に関するお知らせ

サイバーステップ、オンラインサロン向けシステム開発のBadgeを子会社化

オンラインゲームの開発や運営を手掛けるサイバーステップ株式会社<3810>は、新たな収益基盤の確立や事業領域多角化などの一環として、オンラインサロン向けシステム開発を手掛ける株式会社Badgeを子会社化した。

参考:サイバーステップ株式会社|子会社の異動を伴う株式取得(子会社化)に関するお知らせ

著者

MABPマガジン編集部

M&Aベストパートナーズ

石橋 秀紀

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